誤嚥性肺炎とは (1)
肺炎は老人の友という言葉もあるほど、高齢者には密接に関係した病気で、肺炎で命を落とした高齢者(75歳以上)の7割以上が誤嚥が関係した肺炎になっています。
誤嚥という言葉に聞きなれない方も多いでしょう。
誤嚥とは飲食物や唾液などが誤って気管に入ってしまう事を言います。
喉頭を通って気管から肺に飲食物や唾液、胃液などが入ると、誤嚥性肺炎になるのです。
では、なぜ誤嚥しやすくなるのでしょう?
それは加齢とともに飲み込む力が衰え、食道を通るべき飲食物や唾液などが、呼吸で空気を出し入れするための気管に、誤って入りやすくなるためです。
肺炎は喫煙や空気汚染が原因だと思われがちですが、実はこの誤嚥が我々を脅かす肺炎の正体です。
そんな恐ろしい誤嚥性肺炎ですが努力で予防出来る肺炎でもあります。
その最大のポイントは喉の筋力を鍛えることです。
喉の筋力と誤嚥性肺炎が一体どのように関係するのか、次回ブログで更新致します。
当院、訪問歯科では歯科衛生士による、口腔体操、口腔マッサージの指導。
また、在宅での嚥下内視鏡を使用しての検査、嚥下機能評価リハビリテーションの出来る
医療機関の紹介も行っております。
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子供の矯正治療時期について
下顎前突(受け口)や、程度の重い上顎前突上(出っ歯)など、咬み合わせに大きな問題のある場合は、上下の前歯が生え換わる少し前から、生えそろう頃に矯正治療を始めるのがいいとされています。
年齢的には年長もしくは小学生1~3年生くらいになります。
この時期は上顎の骨と骨の縫合がゆるく、顎の骨の成長のコントロールが可能で、適切な矯正治療が行われると、 骨格や咬み合わせの大きな問題を治すことができます。
その他の咬み合わせの問題、中程度以下の上顎前突や、軽い叢生(でこぼこ)や、顎の偏位や、前歯の部分的なクロスバイト(上下反対の状態)などは、もう少し後の小学生3~4年生ごろが矯正治療開始に適した時期です。
この時期の矯正も咬み合わせの問題を治すことが目的で、そこで治療が終了することもありますが、歯並びの問題が残った場合は後に全体のワイヤーの治療を行います。
子供の矯正が適切に行われると、将来全体のワイヤーの治療が必要になったとしても、治療の難易度が低くなるため治療を早く終わらせたり、抜歯を避けられたり、抜歯の本数を減らしたりできます。
また、顎の適切な成長のコントロールができ、口元の状態や顔立ちが良くなることもあります。
このように咬み合わせや歯並びの状態によって、治療の開始のベストタイミングが違うので、お子さんの歯並びやかみ合わせで気になることがあれば、かかりつけの歯科医師や矯正科医に相談するのをお勧めします。
夏休みのお知らせ
ご迷惑をおかけしますが、8月11日(日曜日)から
16日(金曜日)まで夏休みの為、休診とさせていただきます。
なお、17日土曜日から通常通りの診療となります。
ゴールデンウイーク期間中の休診のお知らせ
ご迷惑をお掛けしますが4月28日(日)から5月6日(月)まで
休診とさせていただきます。
尚、5月7日(火)より通常診療となります。
ホームページをリニューアルいたしました
医療法人社団恭美会 西川クリニック歯科室のホームページをリニューアルいたしました。今後ともよろしくお願いいたします。














